裸ダンス

裸(とは言ってもちゃんとパンツは履いている。しかし肌色のブリーフだったりする)の男が四、五人、ステージで薄暗い照明の中、ゆっくりとした動きのダンス(?)を踊っている。男達はもぞもぞした塊にしか見えない。気色悪い演出だなぁと思っていると、私もその中に加わって踊ることになっていたらしく、楽屋に呼び出される。私も裸ダンスをするのかと思ったら、ちゃんと衣装があったのでほっとしたのもつかの間、私の衣装は画用紙で出来たごわごわの白衣だった。とても動き難い。出番までまだ時間があったのでロビーに出ると、そこにはメールでしかやり取りの無い友人が立っている。どうやら彼女と私は待ち合わせをしていたらしい。「どうやってここまで来たんですか?」と訊かれ、「ああ、自転車で頑張ったら二時間で来れたよ、本当は車で来た方が早いけど親がいなくて、電車だと時間に間に合わないから。まあ、何とかなるもんだよ」と言いながら、何で飛行機で半日もかかるようなところに自転車で、しかも二時間で着くんだ?! と思ったところで目が覚めた。
起きた時は忘れていたが、電話で友人と話していたら思い出した。裸で踊る男、最近良く夢に出てくるのだが・・・何なんだろう。