夢、しばし休業中

この半年ほど、主に仕事のストレスが原因でひたすら仕事の夢ばかり見、それにより精神的にかなり参ってしまったため、一月前から睡眠薬を飲んで治療している。
 薬の力は凄い。以前は十時間寝てもぐっすり寝た気がしなかったが、今は五時間ほどで十分になった。ほとんど夢を見ることもなくなった。
 しかし、寝ることを怯えずに済んだと喜ぶ一方で、夢を見られないことに対する不満…というか物足りなさを感じていたりもする。夢の世界は私にとって、あまりに日常的で、何か切り離せないものがあったのではないか、と今思うのだ。
 治療が終わったら、また夢を見たい。