崩れゆく女

怖いくらい美しい女とその取り巻き達にいちゃもんをつけられ、私が何か言い返す度に「お前は頭がおかしい」「狂っている」と言われ、私は精神病院に入院させられるが、私は意識のみで外に出歩き(幽体離脱っぽい感じ、自分の体は見えなかった)女と取り巻き達に仕返しをしようとする。しかしその女、実は整形美人だったことが判明、しかも無理な手術が祟ってあと一週間もしないうちに顔や体がぐずぐずに腐って崩れることも分かった。それなら別に仕返しするまでもない、と私はせせら笑いながら(といっても体は無いが)女の化けの皮が腐って崩れるのを見守っている。
多分、本屋で『へルター・スケルター』を立ち読みしていたのがそのまま反映された夢だと思うが、悲鳴を上げながら美しい顔が醜く崩れていく女の様は本当に怖かったし、それをせせら笑いながら見ている自分も怖かった。別に美人に恨みはないと思うが、劣等感はある・・・のかなぁ? 後味の悪い夢だった。