マンモス校

何かの委員会に出席している。私は新参者で、皆に一言挨拶するよう言われていたが、同じ学科から出席している人の挨拶が偉く長い上、何を言っているのかさっぱり分からない。結局、彼女の挨拶のみで時間が無くなり、皆次の授業の教室へと急ぐ(授業の一環として委員会は行われているらしい)。
しかし廊下に出ると、行きたい教室がどこにあるのか分からなくなる位建物自体が巨大になっている。ひときわ大きな人の群れに着いていくと、そこは山の手線のフォームになっている。別のフォームには新幹線が停まっている。あまりに大きな学校なので、駅と一体化している。
私が行きたい教室は、この建物の向かい側で、道路を挟んだ向こうにあることが分かった。しかし十分足らずの休み時間中に辿り着けるとは思えない。遅刻覚悟で教室を目指しながら歩いていると、あぜ道のようなところを爆笑問題の二人が「クエン酸パワー!」と叫びながら全力疾走していた。
駅の雰囲気は何となく新宿駅っぽかった。