実家の街の駅で、電車を借りる。二両編成の、田舎で良く走っているタイプの車種(?)だ。車両は二人で持てば何とか運べる程軽いので、二階の車庫から駅のフォームまで下ろす。弟やその友達がいるので何とかなった。しかし、車輪をレールに乗せるのに一苦労する。路線を間違えれば全く別方向に進んでしまうし、もたもたしていると駅に滑り込んでくる電車に轢かれてしまう。線路上で作業をしている間、何度か電車が反対側のフォームに停まってひやひやしたが、何とか作業は完了する。私の運転で、電車は東京までひた走る。
東京で何をした、という記憶が無いまま、また実家の駅に帰ってくる。そして、電車を担いで二階の車庫に片付ける。二階に行くまでのエスカレーターのステップも回収する。だが、ステップの枚数が合わない。もう一度数え直しているところで目が覚めた。
最近弟が夢に良く出てくる。あと、先日東京に行って以来、東京の夢も良く見る。山の手線の駅名が全部吉本新喜劇の芸人の名前になっている夢とか(東京なのに吉本)、上野駅で暮らす夢(上野駅が巨大な家になっている感じ……家がメインで、駅はおまけみたいだった)とか。駅や電車に関する夢も良く見るが、これはただの現実逃避願望だと思う。もしくは「世界の車窓から」の影響か。