職場の休憩室に置いてあった、三人のおかまのおっさんが主役の刑務所漫画を読んでいる(彼(女)らは囚人達の中でも重鎮的存在らしい。新入りたちの体格に一々辛辣な一言を放つのが小気味よい)。が、気が付くと私がそのおかまの一人と旅行しているシーンに変わっている。四国の小さな島で、私たちは高台に登っている。良く晴れた日で、海が奇麗に見える。海面は乳白色がかったエメラルドグリーンだが、船が通ると軌跡から青い水が覗く。「綺麗だねー」「綺麗でしょー」と私たちは会話を交わす。

 これとは別の日に、井上陽水と佐野史朗とスガシカオが組んだパンクバンドのライブを見に行く夢などもあった。