廃墟となった古い洋館のようなところに、二人の人物がいる。一人は精悍な雰囲気の青年で、もう一人は中性的な(もしかすると、本当に中性なのか、女なのかもしれない)美しい人で、ひょっとすると人ではないのかもしれない。二人は、恋人ではないものの、それ以上の絆で結ばれているらしい。
 そこへ、美しい人と瓜二つのもう一人の人物が現れる。その人が来ているシャツには、「39」と書かれており、それがその人の呼び名であるらしい。そっくりの偽物に青年は激しい憎悪を抱き、それは殺意へと変る。三人で言い争った末、青年は偽物を殺すが、しかし実は本物の方を殺したことをあとになって気付く。
 自分はなんてことをしてしまったのか…と落ち込む青年に、偽物が寄り添う。見た目も仕草も本物とそっくりの偽物を見ながら、本当にこいつは偽物なのだろうか、偽物にしても本物と何が違うというのだろう…と思う。偽者の方は、自分が死んでも私にそっくりな人間はまだ沢山いるのだから、それらがいる限りこの人(青年)は孤独になることはないだろう…と考えている。
 というような内容の光景を、映画を見るようにして眺めている夢。

 それから、中華料理屋でヤクザと戦う夢と、バスを運転するものの、もしかしたら道端に立っていたおばあさんを轢いてしまったかもしれない…という夢などを見た。

はてな夢日記