父親とロシア映画を観に行く。が、途中から二人でロシアを旅するという内容に変わる。
 ロシアは気温マイナス五十度で、寒いを通り越してすべての感覚が痛く感じられる。そんな寒さの中、線路を渡り(踏み切りの遮断機が下りているのに無視して渡ったら、すぐ側まで電車が近づいていて怖かった)、崖の淵に着く。その下に、上から眺める世界遺産があるらしく、それを見るために「フライング・バルーン」という、一人乗りの気球のような乗り物がある。崖下には黄色いフライング・バルーンに乗った人達が沢山浮かんでいる。私達もそれに乗ろうとしたが、乗り場のオヤジが「お前達は日本人だから駄目だ、乗せられない」と言って拒否される。人種差別に凹みながら、二人してその場を離れる。
はてな夢日記