・その1:ゼミで忘年会をしている。就職がなかなか決まらなかった子が「やっと内定貰った」というのを聞いて、「良かったねー」と返すが、私もまだ就職先が決まっていないので、複雑な気分になる。

・その2:地元に帰っている。十二月なのに暖かいので、公園ではもうお花見の準備が始まっている。夜の公園を歩いていると、何十人(何百人かも)もの相撲取りがあちらこちらで取り組みをしている。彼らの肌は異様に白く、暗闇にぼんやりと浮かび上がっている。

・その3:劇場の舞台裏にいる。市民音楽祭が催されているらしく、私はスタッフであるらしい。華やかな顔立ちの中年女性が袖から舞台に出ようとすると、あちこちから「先生」「先生」と呼ぶこれまた中年女性達が彼女を取り巻く。「あの人、歌の先生なんだってさ」とスタッフである友人が言う。「こういう世界って、ああやって先生に媚売らないとやっていけないらしいよ。怖いねー」と彼女は取り巻き達をせせら笑う。
 複雑な形をした防音カーテンを掻き分けると、コントラバスが保管されているロッカーがある。何故か、全部逆さになっていた。オーケストラのコントラバスパートは、今でも男社会なのは、何でもゲイが多いかららしい、と誰かが話している。そういうもんかな、と女であり元バス弾き(これは事実)としては疑問に思う。

 リアルなんだかそうでないのか分からない。二番目の夢はかなりシュールだった。
はてな夢日記