大学からアパートに帰ると、今は空室になっている隣の部屋のドア(夢の中ではガラス戸になっていた)越しに、ペンギンが数羽立っているのが見えた。ペンギン好きの私は「あー、かわいいー」とのんきに眺めていたが、自分の部屋に物凄い数のペンギンが犇いているのを見て、吃驚する。ペンギンはどうやらベランダから入っきているようだ。
 恐る恐る玄関を開けると、ペンギン達は瞬く間にベランダから逃げていった。ペンギンの足跡と糞だらけになった部屋で呆然としていると、どこからともなく、修道女風の白い服を来た女二人がやってくる。「ここは汚れているから、一旦消毒しなければいけません」と宣告され、寝具やラグをテキパキと外へ運んでいく。それはいいとして、布団もないのに今夜はどうやって寝たら良いんだろう、と私は考えている。

 鳥は群れると怖い。(はてな夢日記