ゼミで発表する日が近づくと、夢にゼミの先生が必ずと言ってよい程現れる。
 今も丁度、卒論やら何やらで発表が続いているため、毎晩のように夢に先生が出てくる。恐らく、「ゼミ」を象徴する存在なのだろう。昨日は、何故か奥さんも一緒だった…会ったことも見たこともないのに。
 しかし、自分で見ておいてなんだが、身近な人が夢に出てくると何ともむずがゆい気分になる。また、身近な人に「昨日、アンタが夢に出てきたよ」と言われるのも、薄気味悪いというか、変な気分になる。身近な人が夢に出てくることは、意外と少ないだけにそう感じるのかもしれないし、「夢を見ている時くらい、現実から切り離されていたい」とどこかで思っているのかもしれない。

 その他最近観た夢で覚えているのは、鯉を養殖している家の跡取り息子になっていて、父親から養殖のノウハウを受け継ぐ…という夢なんかがあった。珍しくモノトーンの色彩だったが、生け簀の中に一匹だけ、鮮やかな赤の鯉が泳いでいたのが印象的だった。そして、私はその鯉を網で掬うことが出来ず、父親に「お前にこの家業はまかせられない!」と怒られて、夢ながらかなり落ち込んだのだった。(はてな夢日記