(前後で色々あった気がするが忘れた)スポーツ施設のようなところにいる。私は、松岡修造のようなインストラクター(白いユニフォーム? が妙に印象的だった)に施設を案内されている。体育館のような場所の二階から、運動している人達を見下ろしている。体育館にはトランポリンが設置されていて、若い男が飛んでいる。
 彼は今度オリンピックに出るんですよ、とインストラクターが言う。トランポリン競技で? と聞き返すと、いや、ただのトランポリンではありません、シロアリをピンセットで摘むんです、と彼は答える。マットにばら撒かれたシロアリを、飛び跳ねながらピンセットでより多く摘む、という競技なんですよ。今はそれほど競技人口は多くないですけど、オリンピックの公式種目にもなっているんです。大体、四日ほどで順位が決まるんですけどね。
 飛んでいる男の下に、白い瓶を手にしたインストラクター風の男が歩み寄る。今からシロアリを撒くんですよ。そう言われて、体中が痒くなったような気がして堪らなかった。

 小さくて群れる虫は本当に駄目だ。でも、遠く離れていたので悪夢という感じではなかった。虫の夢を見るのは、疲れているかららしい。確かに最近、心身共に疲れている(はてな夢日記)。