実家にいる。七月なのに、雪が降っている。その上、虹も出ている。慌てて写真を撮る。

(場面変わって)大学からアパートに帰る。鍵を差し込もうとして、ドアがいつもと違うような気がする(上半分が磨りガラス…うちは鉄扉)。でも、鍵は合っているので中に入る。部屋も何となく違う気がする(玄関からそのままリビングに抜けている…うちは引き戸がある)が、そのまま上がる。すると、物陰から知らない男が出てくる。吃驚していると、相手も吃驚しながら「アンタ、誰?」と言う。もしかしたら部屋を間違えたのかもしれないな、とそこで気づく。その時、玄関が開いて若い女が入ってくる。私は慌てて「すみません、部屋を間違えてしまって…」と言い訳すると、女はさして驚きもせず「ま、良くあることなので気にしないで」と返す。女の背後には、私の友人がいる。女と友人は美術のことで(二人共美大生らしい…)話し始める。私はそのまま部屋を出る。

 最初の夢は、昨日虹を見たのがそのまま反映されたものと思われる。二番目のは、最近隣の空き部屋を下見に来ていた人を見かけて「あー、出来れば入ってほしくないなー」と思っていたのが関係あるのか? もしくは、山川方夫の「お守り」(同じ団地に住む別の人間が、部屋を間違って帰宅するが、暫く気付かないでいる話)を連想したのかもしれない。別の扉、別の部屋、という辺りに何か象徴性を感じる(はてな夢日記)。