季節の変わり目で心身共に調子が悪いせいか、変な夢ばかり見る。

・その一:実家で怪奇現象や、良くないことばかり起きる。夜中部屋で寝ていると、隣の弟の部屋(無人)から鈴の音が聞こえてくる。気になってしょうがないので見に行くと、部屋の真ん中に、全身鈴だらけの人型のぬいぐるみがあり、鈴の音はそこから発せられているらしい。怖かったが、ほったらかしにして寝るのはもっと怖かったので、鈴を一つ一つはさみで切り取っていく。けれど一方で、「これ、お母さんが弟のために作った人形なんだよなー、勝手に鈴切ったりして良いんだろうか…」と罪悪感に囚われる。
 あまりに気味の悪いことばかり続くので、お祓いしてもらうことになった。家族(知らない人達で、兄が4人ほどいた)とお祓いするの人3人とで、居酒屋のようなところに行く。私は、兄達と同じテーブルに着く。「それでは、この家の出来事を現在から過去に向かって順に思い出しながら話し合ってください」とお祓いの人に言われ、私達は話し始める。暫くして、兄の1人が「そういえば、俺の下にはもう1人兄弟がいたんだけれど、死産だったんだ」と言う。その途端、目の前に死産した赤ん坊が現れる。「僕のことを忘れられたくなかったんだ」と赤ん坊は言い、私達は君のことは忘れないよと言うと、赤ん坊は光の球になり、それが分裂して私と兄達の中に入りこむ。これで解決した、と私達は良く分からないなりに確信する。
 しかし、隣のテーブルで話し合っている両親と残りの兄達は口論ばかりしていて、「全然駄目だよ、父さんと母さんには失望した」と裂けるチーズを裂きながら兄はぼやいている。
・その二:大学で修学旅行があり、山奥の古い旅館に泊まっている。大学生になってまで修学旅行かよ、と私はシラけ気味である。去年編入学した友人二人しか知っている人はいない…と思ったら、座敷にいる学生集団の中に、小学校の同級生が数名いる。しかし様子がおかしい。手に、白い粉の入った小さい袋を持っている。「あいつら、ヤクやっているらしいよ」と誰かが背後で言う。現場を見てしまった、どうしようと非常に不安になる。
 その後、宴会場に夕飯を食べに行ったのだが、仲居さん達がまだ準備している所だった。黙って待っているのも何なので、配膳を手伝う。

 いつもは起きている時と同じように色がついているのだけれど、今回はコントラストが強くて、殆ど白黒に近かった。疲れている時に色つきの夢を見る…と聞いたことがあるが、私の場合は逆なのかもしれない(はてな夢日記)。