夢に関する本を紹介。

『夢のかたち』(澁澤龍彦・編/河出文庫) 古今東西(主にヨーロッパ?)の「夢」に関する文献を集めた本。夢に関する実験や論文が胡散臭くて面白い。別の本で、日本の随筆集で「夢」に関する随筆だけを収録した本も面白かったが、書名を忘れてしまった。その中に、「色の付いた夢を見る者は神経が疲れており、臭いや味を感じる夢を見る者は気が狂っている」と書かれた古い随筆(論文かもしれない)があって、じゃあ毎日フルカラーで色んな食べ物を食っては「うめー」とか言っている夢ばかり見る私は相当ヤバイのか? 生まれる時代が間違っていたら狂人扱いにされたのかも……恐ろしや。