廃墟となった巨大な工場跡で特殊部隊の訓練のようなことをさせられる。色々な国の人間を寄せ集めたような部隊で、隊長はアメリカ人らしき女性だった。工場の外に出ると、バネの付いた鉄の塊が空高く跳んでは落ちるのを繰り返していた。黙って見ていると鉄の塊が暴走し、私達めがけて落ちてくるので、皆必死に逃げ惑う。私は何とか側溝のような隙間に逃げ込めたのだが、今度は大きな蝙蝠のような物に追いかけられる。良く見ると黒い傘で、先端が鋭く尖っており私を突こうと飛んでくるのだ。それも何とかかわして工場に戻り隊長に報告すると、「それは北朝鮮が開発した『殺人傘』という兵器だ」と教えてくれた。
工場の一室で至近距離での銃撃戦に備えた訓練をすることになる。しかし、適役の隊員はテロリストに殺され、私達はテロリストと戦うことになる。いざ突入の時になって、私は何の武器も持っていないことに気付く。慌てて他の隊員に拳銃を借りたが弾が入っておらず、ますます慌てていると隊長から「馬鹿者!」と一喝され、そのままテロリストが潜む部屋へと突入する。