(前後の流れは忘れてしまったが)母校である小学校の体育館にいる。大学生らしき若者が二十人程と、教師らしき五十代くらいの男がいる。私達は課題として、「過激さを感じさせるもの」を表現するよう言われている。めいめい、「過激」であろうと思われることをしている(何がどう過激なのかは残念ながら忘れてしまった)。
 しかし、教師は私達の表現に満足しなかったらしい。「そんなもので『過激さ』を表現したことにはならない、どうせやるなら徹底的にやれ!」と私達を叱り付ける。そして、どこから運んできたものか、巨大なエンジン(大型バスに取り付けられているような)を体育館の中央に据え、それにガソリンを大量にかけ始める。「体育館を爆発させるくらいでないとダメだ!」と叫びながら。
 身の危険を感じた学生達は、体育館から逃げようとするが、外に通ずるドアは一つもないので出られず、結局ステージ裏に逃げて覗き穴から体育館の様子を伺っている。教師はとうとう、エンジンを始動させてその上に火の付いたマッチを投げた。爆発する! もうお終いだ! 心臓が潰れそうな気分で燃えるエンジンを見つめていたが、爆発は一向に起こらず、そのうちエンジンは真っ白く燃え尽きてしまう。「エンジンも、燃えるんだな」と、ホッとしながらそんなことを考えていた。

 夢の中で、久し振りにハラハラドキドキした。
はてな夢日記