友人と大学の構内を歩いていた、青いビニールシートの上に携帯カイロとサラミソーセージが大量にばら撒いてあった。何だろうと思っていたら、シートの側に酔った学生が沢山いた。野外飲み会だったらしい。
 そのまま友人と別れ、家路に着いたはずが、歩いているうちにいつの間にか中学生の頃に戻っていて、セーラー服を着て歩いている。側には幼馴染がいて、一緒に歩いている。私の口の中には、お茶っ葉が大量に詰め込んであって、口を動かすのも容易ではない。空がなにやら騒がしいので見ると、自衛隊の巨大なヘリコプターがぐるぐる旋廻しており、その周りを小さな戦闘機がぐるぐると旋廻している。よく墜落しないもんだなと思う。
 路面電車が来たので、二人して乗り込む。車内に、膝元までもない身長の中年の男がいた。目ばかりが大きい。不吉な予感がして、なるべく男を見ないよう努める。暫くして、この電車が行きたい方向と逆を走っていることに気付く。次の駅で乗り換えなければならない。駅が見えてきた。「次はダンカン、ダンカンです」というアナウンスが流れる。ダンカンだって! と友人と笑っていると、駅のフォームに「態官」と書かれているのが見えた。