私は青年になっている。医学部の助教授(中年の、ロバート・キャパっぽい感じの人)の助手をしているが、同時に愛人でもある。助教授に誘われて、今住んでいる街の郊外を散策する。住宅と田んぼしかなく、どうしてこんなところを歩いているのだろうと思っていると、突然中華街が現れる。赤や黄が主の色使いがとても鮮やかだった。この街にこんなところもあったのか、と驚いていると、助教授が「ラブホテルに行こう」と言い出す。ああ、それが目的だったのかと微妙な気分になりながら、しかしこんな中華街にラブホテルなんてあるんだろうかと思いながら角を曲がると、そこは中華風のラブホテル街であった。しかし男同士でラブホテルに入るのはちょっと気が引ける、嫌だ、と言うと、助教授は「保健所の職員だと言って入れば怪しまれない」と言うので納得する。
 (いきなり場面転換、しかも私は今度は女になっている、助教授との関係は不明)中華街を歩きながらあちこちに目を遣っていると、助教授から「あまりジロジロ見ない方が良い、ここは対日感情が悪い地域なんだ」と注意される。そういえば彼らは私達をじっと睨んでいるようにも見える。

 夢の中で恋愛関係になると、大体私も相手も男で、しかも不倫関係である。何でだ。