断片

近所のスーパー沿いの道を、紫色アフロの警官が子どもを連れて歩いている。私と友人は「アフロなのに警官だよ!」とか「あの警官は人攫いなんじゃないか」とか言いたい放題言っている。
実家に帰ると、自分の部屋のタンスの上に大量のパンが置いてある。一つ食べようとパンを手にすると、表面に小さな白い粒状のものがくっ付いている。黴のように見えたので、「お母さん、これ全部黴生えているよ」と言うと、母は「これは自然酵母を使っているからそんな風に見えるんだ」と答えながら、パンを取って食べ始め、「何ともないよ、美味しいよ」と食いかけのパンを食えと言わんばかりに差し出す。
コインロッカーに預けておいた荷物を取り出そうと鍵を鍵穴に差すと、キーホルダーに別のロッカーの鍵が二つ繋がっていた。止せば良いのに、興味が涌いてその二つの鍵が合うロッカーを探し出す。暫くして一つ目のロッカーが見つかり、中には大量の札束と古びた鍵が入っていた。札束にびっくりしてそれには手を付けない代わりに鍵を持ち出し、今度はそれに合うロッカーを探す。古びたロッカーの一番下の鍵穴にぴったり合い、鍵を回す。ふと、この中に死体が入っていたらどうしようという考えに囚われ、冷や汗が流れる。扉を開けるとロッカーのサイズぴったりの木箱が入っており、何とかして取り出すと中には書類の束が入っているだけだった。がっかりして、帰ろうとロッカールームを出ると、そこでは何かのバラエティー番組の収録をやっており、出演しているお笑いタレント(誰か知らないが、テレビでは見たことはある)やスタッフ達が皆一様に迷惑そうな顔でこちらを見ている。気まずくなり、出口に向かって駆け込むものの、そこにはカメラが据えられており、恐らくこの馬鹿面がどアップで撮られたんだろうなと思うと、恥ずかしくて仕方がなかった。
2番目と3番目の夢は一つの夢だったような気がするが、どこがどう繋がっているのかは不明なので分けて書いた。

3番目の夢にはやたら象徴的なものが出てきたので、夢占いなどをして見た。

  • 鍵:多くの場合、恋愛に関することをあらわしています。秘密の共有あるいは暴露など親密な人間関係の現状をあらわしています。また、恋愛にかぎらず、身近な人の心や内面に秘めたもの、それを知る機会の暗示もあります。
  • ロッカー:夢主の人生の目標や目的がはっきりすることをあらわし、特にコインロッカーは期限を暗示します。ロッカーの中には、夢主の過去と未来をつなぐものが隠されています。荷物が収まっているなら、整理された夢主の気持ちをあらわし、その他の雑多なものは、将来の目標に向けての未整理事項をあらわします。
  • カメラで撮られる:カメラで撮られるのは、相手へ気持ちが届くこと、通じることをあらわします。

恋する乙女っぽいが、好きな人もいなければ好かれることもないよなー。単に、毎日行く図書館のロッカールームが反映されたんじゃないかと思う。