船の上

長過ぎるので、場面毎に箇条書き。
1.大型の漁船に乗っている。私の他には三人の女が乗っている。海は大荒れで、波がざばざば甲板に立つ私達にかかる。私達の腰には、マストの上から垂れている太い命綱で繋がれている。
2.それでも命綱が外れ、船の外に投げ出される人が続出、私も青い海に落っこちる。この海域には人食いサメが多く生息している、という話を思い出し、生きた心地がしない。他の人達に助けられ、何とか無事船の上に帰還する。
3.夜になって私達は眠る。寝場所は甲板にある、四人寝転んでやっとな位の台である。私は何だか嫌で、甲板に直に寝ると言うが、他の人々は「別に気を使わなくても良い」と言い、私も逆らうことが出来ず、そのまま寝る。
4.次の日の朝、食堂に行こうとすると、階段の上からマチャミから「ちょっとこい」と呼び出しを食らう。付いて行くと、小さな部屋に美人であることに過剰な自信を持つ女達がおり、私を睨んでいる。
5.「アンタ、私達に黙って稲垣吾郎と付き合ってんでしょ?!」とマチャミと女達に詰め寄られる。身に覚えの無いことで、私はただおろおろするしか出来ない。その間にも、女達は「落とし前つけてもらおうか」と迫ってくる。
6.同じ部屋には、一緒に船に乗っていた女達もおり、私は彼女達に助けを求める。しかし、彼女達は「貴方はお風呂に髪の毛を残したままだったり、皆のチームワークを乱していて、嫌いだった」と言う。
7.「だったらはっきり言ってくれれば良かったのに」と返すものの、何だか虚しくなって、甲板へと出て海にダイブする。そして、サメに食われそうになったところで目が覚めた。
皆に見捨てられる夢は月に一度は見る。この夢を見た後も、嫌な気分になったが、それ以上に長い夢だったので疲れてしまった。でも実質三時間程しか経っていない。